肝炎ウイルスへの持続感染

ナース

B型とC型肝炎に要注意

肝臓がんの原因の90%以上が肝炎ウイルスの持続感染による慢性肝炎だと考えられています。肝炎を起こすウイルスはいろいろありますが、このうち肝臓がんにつながる慢性肝炎を起こすのはB型とC型です。B型とC型ウイルスの感染は血液を通して起こります。輸血、血液製剤、注射針の回し打ちなどです。B型肝炎では性行為や母子の垂直感染もあります。現在では輸血や血液製剤に関しては十分な検査体制が取り入れられ感染の心配はなくなっていますし、母子感染も妊娠時にウイルス検査をして新生児への感染予防措置がとられるため、感染はなくなっています。しかし、それらの体制が整う前に感染していた人が持続感染者となり、慢性肝炎や肝硬変を発症している場合や、症状の無いキャリアとなっている場合があります。

慢性肝炎の治療と検査

肝臓がんにつながる慢性肝炎のうち80%がC型肝炎であり、15%がB型肝炎であると言われています。これらのウィルスに感染していないかどうかチェックし、持続感染が認められた場合には、慢性肝炎や肝硬変の治療を受けましょう。インターフェロン療法、抗ウイルス療法、肝庇護療法などによって肝臓がん発病の危険性を低くすることができますし、定期的にチェックすることによって、発病したとしても早期に発見でき、早期の治療に結びつけることができます。ウイルス感染以外の肝臓がんのリスクは大量の飲酒によるアルコール性肝障害です。また、非アルコール性の脂肪肝からの肝臓がんも少ないながらもありますので、生活習慣に注意することは大切です。

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年々増加傾向にある大腸がんは死亡率が非常に高いがんです。発生部位によって結腸がんと直腸がんに分けられ、結腸がんのほうが多く発症します。大腸がんで見られる症状は便や便通の異常です。直腸がんの場合には痔と間違われることも多いため、発見が遅れることがしばしばあります。

今の医療技術でも不治

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がん治療は大きく分けて、外科治療や放射線治療、抗がん剤治療の3つにわけることができます。癌の経過によって、どの治療を進めるのか決めていきます。医師の話をしっかりきいて、納得のいく治療を受けるようにしましょう。

肝炎ウイルスへの持続感染

ナース

肝臓がんの原因のほとんどはB型とC型の肝炎ウイルスへの持続感染が起こす慢性肝炎です。医療行為、母子垂直感染などが感染経路でしたが、今は検査体制が整いこれらはほぼなくなっています。それ以前に感染して慢性肝炎になっている人は、慢性肝炎の治療と定期的なチェックを受けましょう。

治らないわけではない

医者

がんを患ってしまうと長い闘病生活が始まります。治ったと思っていても、再発や転移が見つかることがあります。決して治療を諦めずに長い目でがんを克服していきましょう。